どんな本でも大量に読める「速読」の本

王様の速読法に触発されて本を読んだ。

どんな本でも大量に読める「速読」の本

どんな本でも大量に読める「速読」の本

目次

  1. 内容を「知っているから」速く読める
    1. どうして速読できないのか
    2. 速読に対する誤解を解く
    3. 口座には通わなくていい
  2. 「高速大量回転法」で速読を実現!
    1. 「繰り返す」という発送がすべてを解決する
    2. 高速大量回転法の2大原則を利用せよ!
  3. 30分あればどんな本でも速読できる
    1. 最初に全体像をつかむ
    2. 対象を絞って楽に回転する
    3. 「今わかったこと」が本のすべてではない
  4. 効率を重視しすぎる「危険な読み方」
    1. 何が速読をダメにするのか
    2. 「勘違い速読」とフォトリーディング
    3. 「検索速読」とレバレッジ・リーディング
  5. 速読が本との出会いを広げる
    1. 「時間をかける速読」もある

書評

フォトリーディングのような手法が成功する前提として、知識をストックしておく必要があると主張している。速読技法で速く内容を知覚できても、知識がなければその意味が分からないから速読は成功しないとのこと。著者は様々な速読本や速読講座に参加しており、速読ができるようになって入るが、速読手法に納得ができていなかったとのこと。
やり方としては、フォトリーディング等の速読法と同じような読み方をするが、それを何度も「繰り返す」。それによって少しずつその本の知識をストックしながら読み進めていくとのこと。フォトリーディングの技法よりは納得ができる速読法だと思う。
正直フォトリーディングは説明がスピリチュアルな感じがして信じられない。「繰り返す」部分とアウトプットの部分以外はフォトリーディングと同じ気もするが、こっちの方が試してみる気になる。
この本を読む前に、フォトリーディングレバレッジ・リーディングの書籍を読んでおいた方が理解が容易だと思う。これもストックのおかげ、ということか。
ちなみにこの本では電子書籍を否定しているが、Kindle版も発売している。

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レバレッジ・リーディング

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